渋谷のDJポリスはレビューのお手本 | サラリーマンの副業奮闘記

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渋谷のDJポリスはレビューのお手本

 まいど吉田屋です。


いや〜、
渋谷の「DJポリス」、感動しましたね。


ネットでも大きな話題となっていますが、
アフィリエイターとしては、
それだけで終わっちゃ、もったいない。


彼はなぜ、お祭り騒ぎのサポーターの心を掴み、
トラブルを最小限に抑えることができたのか?


そこに、レビューのお手本がありました。

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DJポリスをご覧になっていない方は、
こちらをどうぞ。





ザックジャパンがワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦の後、
多くのサポーターが押し寄せた渋谷のスクランブル交差点で、
通行人の誘導を行った機動隊員です。


その呼びかけが群集の心を捉え、
ネット上でも「DJポリス」として話題になっています。


一つ間違えれば暴徒化してしまう可能性もあった、
大勢の若者サポーター。


いったい、どんな言葉が、
群集の心に届いたのでしょうか?


彼の呼びかけを列記してみましょう。


  • この良き日に、お巡りさんも怒りたくはありません。
  • 日本代表のユニホームを着ている皆さんは、12番目の選手です。
  • 日本代表はルールとマナーを守ることで知られています。
  • そういう行動はイエローカードです。
  • 怖い顔をしたお巡りさんも心の中ではW杯出場を喜んでいます。


ねっ?
今までの”公務員さん”とは違うでしょ?


ネットの反応は、実に好意的でした。


  • 警察じゃないんじゃないかってほどウケル
  • いい仕事しすぎ
  • ガミガミ殺気だって注意喚起すればいいってもんじゃないんだね


そもそも、大勢の若者サポーターは、
警官の言葉なんて、最初から聞く気がありません。


自分達を取り締まりに来た、
胡散臭くも邪魔な存在です。


そんな相手に対して、
バリケードでもなく、拳銃や棍棒でもなく、
言葉の力で説得してみせたDJポリス。


なぜ、彼の言葉はそれほどの力を持っていたのでしょうか?


そこには、二つの要素があったと、
吉田屋は分析しました。


一つ目の要素は、「自分の言葉」です。


人が使っていた言葉の単なる繰り返しや、
台本に書かれているような言葉は、
自分の言葉ではありません。


そんな言葉は、相手に届かないのです。


DJポリスの言葉は、
これまで聞いてきた警察の決まり文句とは明らかに違います。


20代で、自らもサッカーファンである
DJポリス自身の言葉です。


言葉は単なる空気の振動ではありません。


自らの思いを乗せて、
相手の心に伝える道具です。


他人の道具では、
自分の思いを伝えることはできません。


二つ目の要素は、「共感」です。


DJポリスの言葉は、
これまでの警官にありがちな高圧的なものではありません。


「そこ!歩道に戻りなさい!
横断禁止です!速やかに立ち退きなさい!」


こんなんで、
群集が言うことを聞くはずがありません。


「何言ってんだ!」と、
反感を買うのがオチです。


逆に、低姿勢でお願いしているわけでもありません。


「すみませんが、道路に出るのは止めていただけないでしょうか。」


こんな言葉に耳を傾ける群集なんて、
いませんよね。(笑


DJポリスは、群集に対して、
上からも、下からも言葉をかけていません。


ワールドカップ出場を喜ぶ、
同じ日本人として話しかけています。


そこに生まれるのは、
反感でも軽蔑でもありません。


共感です。


人は共感して初めて、
相手の言葉を理解しようとします。


この「自分の言葉」と「共感」によって、
DJポリスの言葉は、興奮する群集の心にも、
しっかりと届いたのだと思うのです。


これって、
レビューにも同じことが言えませんか?


借り物の文章なんて、説得力がありません。
共感できない文章なんて、読む気がしません。


目の前を通り過ぎてゆく読者さんに、
記事を読んで行動してもらうためには、
共感される文章を自分の言葉で書く必要があります。


私もDJポリスみたいな、
多くの人の心に届くような記事を書きたいですね。


いいお手本です。

comments(2)trackbacks(0)|2013.06.10 Monday | category:├ コピーライティング
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コメント








   

吉田屋さん、いつもお世話になっております。
ともたかです。

私もこの映像はテレビで観ました。

なんていうんですかね…
観ているこっちが和むといいますか
心穏やかになりますね^^

警官が若者サポーターの暴徒化を防ぐことに
成功して痛快!
↑こういう感情ではないんですよね。

>ワールドカップ出場を喜ぶ、
>同じ日本人として話しかけています。

吉田屋さんがおっしゃるように、
そこには「共感」という空気が
確かに存在していますよね。


あと、
吉田屋さんの分析と文章は
本当にわかりやすいです。

>私もDJポリスみたいな、
>多くの人の心に届くような記事を書きたいですね。

今回の記事で私は、
DJ吉田屋に心を撃ち抜かれました(笑)

ではまたお伺いしますね^^

介護職アフィリエイター・ともたか 2013/06/10 10:20 PM

ともたかさん、いらっしゃい。
DJ吉田屋です。(爆

我々アフィリエイターも、
売りたい気持ちが先走ると、
「買え買えオーラ」が出まくっちゃいます。

もう、買わないヤツはバカだと言わんばかりに、
煽りまくっちゃうわけですね。(笑


それじゃあ、売れるわけないです。

「これ、私も使ってみましたが、いいですよ。」

そんな、読者さんと同じ目線で、
DJポリスを見習って、
情報を発信していきたいですね。

吉田屋 2013/06/10 10:30 PM

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